レビュー:
ツナベイアイランドリゾート in マレーシア


Million Leisureのレビュー 8.9 / 10 (とても良い)
マレーシアの美しい島であるペルヘンティアン島で彼と一緒に2泊3日のリゾート滞在を楽しんできました。今回泊まったのは、「Perhentian Tuna Bay Island Resort(トゥナ・ベイ・アイランド・リゾート)」。Googleでは2つ星のリゾートと紹介されていますが、実際に泊まってみると、星の数では測れない魅力がたっぷり詰まっていました。
私たちが選んだのは、デラックス・ビーチフロント・シャレーに泊まるオールインクルーシブのスノーケリングパッケージ。1人あたり960リンギットで、宿泊・食事・スノーケリングツアー・ボート送迎など、すべて含まれているとてもお得な内容でした。
リゾートは、ペルヘンティアン・ベサール島の南西側にあり、静かで落ち着いた雰囲気。目の前には透き通った海と白砂のビーチが広がり、まるでポストカードのような景色に毎日うっとり。シャレーはビーチのすぐそばで、波の音で目覚め、夜は星空の下で過ごす贅沢な時間を味わうことができました。
このブログでは、リゾートの雰囲気や施設の感想、スノーケリング体験、食事の内容など、実際に滞在して感じたことをリアルにレビューしていきます。ペルヘンティアン島旅行を考えている方の参考になれば嬉しいです。
ペルヘンティアン島とは
まず最初に、「ペルヘンティアン島ってどこ?」という方のために、少しだけ場所の説明をしておきます。
ペルヘンティアン島(Perhentian Islands)は、マレーシアの北東部、南シナ海に浮かぶ美しい島々のことで、クアラルンプールから国内線で約1時間、コタバル空港を経由してアクセスするのが一般的です。空港からは車で港まで移動し、そこからボートで島へ向かいます。アクセスには少し時間がかかるものの、その手間をかけるだけの価値がある、まさに“隠れた楽園”です。
ペルヘンティアン島は、主に「ペルヘンティアン・ベサール(大きい島)」と「ペルヘンティアン・ケチル(小さい島)」の2つに分かれており、それぞれに異なる魅力があります。ベサール島は比較的静かで落ち着いた雰囲気があり、カップルや家族連れに人気。一方、ケチル島はバックパッカーや若者に人気があり、にぎやかなビーチバーや宿が多く集まっています。
どちらの島も透き通ったエメラルドグリーンの海と白砂のビーチが広がっており、ウミガメや熱帯魚と一緒に泳げるスノーケリングやダイビングが楽しめることで知られています。マレー半島のマップでどこにあるのかをご紹介するために作ったものがこちら。
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どうでしょうか?なんとなく位置情報がわかったでしょうか。。。?このように、首都クアラルンプールからはかなり離れた場所に位置しており、アクセスには少し時間がかかります。今回は、コタ・バル空港を経由し、そこから車で約1時間ほどかけて船乗り場へ向かいました。
チェックインまでの流れ
まず、クアラ・ブス港からボートに乗る前に、島への入島料を窓口で支払う必要があります。料金は外国人が20リンギット、マレーシア人が5リンギットでした。その後、約30分間のボート移動で島に到着します。最初は普通の海の色だったのが、進むにつれて少しずつエメラルドグリーンに変わっていき、到着する頃には、まぶしいほどの透明感あふれる海に。あまりの美しさに、思わず「すごい……!」と声が出てしまうほど感動しました。

到着後は、リゾートのスタッフが丁寧にチェックインの案内をしてくれ、そのまま1回目の食事となるランチをいただきました。すべての食事が宿泊料金に含まれているため、ランチは比較的シンプルな内容でしたが、ディナーはとても豪華で満足度が高かったです。
食事は、1日目がランチ・アフタヌーンティー・ディナーの3回、2日目からは朝食も加わり、1日4回提供されました。

今回はビーチフロントの部屋を予約していたので、ドアを開けるとすぐ目の前に海が広がる最高のロケーション。個人的にはガーデンルームよりも少し高い料金を払ってでも、この立地を選ぶ価値があると感じました。


シュノーケリングツアーは計2回分がパッケージに含まれており、現地で追加料金を支払えば回数を増やすことも可能とのことでした。本当はトレッキングツアーにも参加しようかと考えていましたが、想像以上にシュノーケリングで体力を使い、今回は無理せずそちらだけを満喫することにしました。
アイランドホッピングツアーでは、島のさまざまなビーチを巡り、小さなサメが集まるスポットや、ウミガメに出会える場所へ案内してもらいました。実際にウミガメを見ることができ、人生のバケットリストの一つを叶えることができて大感激!写真を撮ることは叶わず少し残念でしたが、ツアーでは合計3か所のシュノーケリングポイントを訪れ、それぞれ20〜30分ほど海中の世界を楽しみました。ゴーグルやライフジャケットもパッケージに含まれていたため、準備の手間もなく、とても快適かつ効率的に楽しめたのも良かった点です。


ディナーは、こんなにたくさんのおかずが出てきて、とても豪華でした。二人でこの量なので、本当にお腹いっぱいになるまで楽しみました。1日目のディナーはアジア料理で、個人的にクセになる味付けでとても楽しめました。2日目のディナーはBBQで、お肉料理がたくさん出てきて、ボリューム満点でした。この写真には写っていませんが、BBQ串がたくさん出てきて、何も入らないくらい満腹になるくらいでした。
ちなみに、アフタヌーンティーは小さなケーキとティーのセットというシンプルなものでした。

私がこのステイで特に楽しんだのが、美しいサンセットです。部屋を開けたらすぐに見えるサンセットは非日常で、個人的にとても好きでした。ビーチがこのリゾートのプライベートビーチのため、他の人がいない静かな環境でゆったりとした時間を過ごすことができました。本当に贅沢なひとときを味わい、日常を忘れてしまいそうなほど心地よかったです。

このリゾートの様子が少しでも伝わるよう、いくつかの写真をシェアします。旅行中に写真をあまりたくさん撮っていなかったのは私のミスです。。。残念。


今回はレビューということで、実際に滞在して感じたリゾートの魅力や過ごし方をシェアさせていただきました。この「Perhentian Tuna Bay Island Resort」は、旅行アプリでは予約できず、公式サイトからの直接予約のみという少しハードルのある場所ではありますが、その分、観光客で溢れかえることもなく、とても静かで落ち着いた時間を過ごすことができました。部屋も清潔でこじんまりとしていて、私にとっては「また帰ってきたい」と思えるような、理想的なリゾートでした。
今回はスノーケリング中心の滞在でしたが、次回はぜひダイビングにも挑戦してみたいと思っています。
旅行を計画する方へ、最後にひとつだけアドバイスを。
最後に、ペルヘンティアン島を訪れる際にぜひ知っておいてほしいのが「季節」についてです。
この島のベストシーズンは3月〜10月の乾季。 この時期は海の透明度が高く、天候も安定しており、スノーケリングやダイビングにはまさに理想的。特に5月〜8月はハイシーズンのため、リゾートの予約は早めに済ませるのがおすすめです。
一方で、11月〜2月はモンスーン(雨季)にあたり、海が荒れやすくなります。 その影響で多くのリゾートやボート会社は営業を停止し、島自体が閉鎖されることも。天候によってはアクセスすらできなくなるため、旅行を計画する際はこの点に注意してください。
ペルヘンティアン島での滞在は、心が洗われるような美しい自然と、日常を忘れられる静けさに包まれた、特別な時間でした。この体験が、みなさんの旅の参考になればうれしいです。
マップ
この記事のライター

Rico.m.
世界中を巡りながら、さまざまな文化や風景、人との出会いを楽しんでいます。自分の体験を通して、海外旅行をもっと身近に、もっと楽しく感じてもらえるような情報やインスピレーションを発信しています。
Rico.m.
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